パソコンには必ずデータを保存するための内蔵ストレージと呼ばれるものが存在しています。そして内蔵ストレージは、これまではハードディスクドライブ、通称HDDが主流でしたが現在はデータ量の多いソリッドステートドライブ、通称ssdが普及しつつあります。古いパソコンを使っていた方で容量がいっぱいになって来たため、HDDからssdへ交換したいと思っている方も多いでしょう。その方法について紹介します。
交換の仕方にはクローンを作成し以前と同じ環境で移行するやり方と、以前の環境を初期状態にして、SSDへ偽装するやり方があります。
クローン化をするためにはソフトが必要ですが、無料でダウンロードが可能です。HDDをUSBと接続するための機器も必要ですが千円程度で購入が可能です。以前の環境を初期状態に戻して偽装するやり方には特に必要なものはありませんが、今までインストールしていたソフトがすべて初期化されているのでそのセットアップに時間が掛かるといったデメリットが存在します。
ssdの交換というと、製品選びだけでなくケーブルなどの外付け環境も用意しなければいけないなど、案外手間が掛かる印象ではないでしょうか。その手間を払拭してハードルを下げたのがワンパッケージで、クローンソフトも含めて一通りセットになっているのが特徴です。
ワンパッケージなので悩んだり迷わずに済みますし、ssdと接続するケーブルやクローンソフトの相性も気にならなくなります。むしろ箱を開けて中身を取り出しセットすれば、簡単に交換作業を始められるので楽々便利です。当然ながらマニュアルは用意されていますし、手順作業することで安全かつ確実にssdの移行作業が進められます。全部自力で揃えて作業しようとすると、基礎知識の獲得から始める必要があるので、そこが断念に繋がる壁となります。その点、全てセットなら基礎の基礎だけ頭に入れて、後はマニュアル通りにセットしたり作業するのみですから、ssdを初めて導入したり入れ替える人にとって最適解ではないでしょうか。